1月6日(金)にエディオンアリーナ大阪で行われるWBO世界ミニマム級タイトルマッチで、王者・谷口将隆(ワタナベ)に挑戦する同級2位、メルビン・ジェルサェム(フィリピン)がKWORLD3ジムで練習を公開。
当初は2日に来日の予定が、マニラの空港の管制塔のトラブルで予定していた航空機で来日できなかった。前日3日の夕方に緊急来日。計量の前日に公開練習を実施した。
尊敬するボクサーを聞かれると、以前、練習を一緒に行った経験があるという元世界ミニマム級王者の高山勝成の名前をあげた。「小さいのに大きな相手に立ち向かっていくところがカッコいい。だから好きです」。高山のボクシングのように粘り強いボクシングで2度目の世界挑戦での戴冠を狙う。
計量前日とあって、公開練習では1ラウンドのシャドー、1ラウンドのミット打ちのみを公開した。
また、公開練習前に行われた会見で、亀田興毅ファウンダーより、但馬ミツロ(KWORLD3)の対戦相手が左ヒザ負傷のため来日できず、対戦相手が、藤本京太郎とタイトルマッチで対戦した経験もあるスタット・カーラレック(タイ)に変更になったこと、藪吹リョ―(折尾)が病気のため、福重浩輝(KWORLD3)との試合が中止となり、代替で福重が出場するエキシビションマッチが行われることも併せて発表された。