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1.6【3150FIGHT vol.4】王者・バラダレス公開練習「重岡はしゃべりすぎ」

2023.01.03

1月6日(金)にエディオンアリーナ大阪で行われるIBF世界ミニマム級タイトルマッチで、重岡銀次朗(ワタナベ)の挑戦を受ける王者のダニエル・バラダレス(メキシコ)がKWORLD3ジムで練習を公開。

 

眉毛を意味する「カヒータス」のニックネームを持つ太眉がチャームポイントの王者は、重岡の印象「シゲオカは本当におしゃべりだ。腹が立っている」と、事前の報道で目にした、挑戦者・重岡が「早いラウンドでのKOを狙う」といった強気のコメントを連発していることに対して、「重岡は、しゃべりすぎ。強気なことを言い過ぎている。自分には王者としての自信がある。こちらが短いラウンドで重岡をつぶしてやる」とKO宣言をし返した。

 

重岡のコメントには「強い選手と戦ったこともないヤツが何を強気なコメントをしてるんだ」と闘志に火がついた様子で、「シゲオカはリングの外でしゃべるだけ。オレはリングの中でしっかり見せる。つぶすつもりだ」と怒りのコメントを連発していた。

計量2日前とあって、公開練習は軽めのシャドーとミット打ちで終えようとしたところ、「3150FIGHT」亀田興毅ファウンダーが「ドラムミットを受けてみたい」とリクエスト。バラダレスは亀田ファウンダーの持つ、ドラムミットに迫力ある右ボディアッパーと左フック、右ストレートを叩き込むと、亀田ファウンダーも「これはパンチある。これミニマム級か」と驚嘆した。

 

重岡の公開練習でもミットを受けた興毅ファウンダーは両者を比較。「パンチの質が違う。銀次朗はスピードがあって刺す感じ。王者のパンチは重い感じ。ええ試合になるんじゃないですかね」と予想した。

 

公開練習は重岡を指導する町田主計トレーナーも視察しており、「調子は良さそうで仕上げてきていると思うが、スピード感は感じられなかった。重岡の発言にむかついて、倒しにきてくれるのなら、こちらとしてはむしろ戦いやすい」とバラダレス攻略へ自信がある様子だった。

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