ュース

NEWS

1.6【3150FIGHT vol.4】WBO世界ミニマム級王者 谷口将隆が公開スパー

2022.12.19
五反田・ワタナベジムにて、1月6日(金)エディオンアリーナ大阪で開催される「3150FIGHT vol.4」のWBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(ワタナベ)が、同級2位メルビン・ジェルサェム(フィリピン)との2度目の防衛戦に向け、都内の所属ジムでスパーリングを公開した。
公開スパーリング前に行われた会見で亀田興毅ファウンダーは、「先日、谷口選手の12ラウンドのスパーリングを見て、やっぱり世界レベルになるとここまで違うものかという印象を受けた。パンチをもらわないテクニックが群を抜いてレベルが高いと思います。試合を観に来てもらえたらレベルの高さがわかるはず」と語った。
谷口は、対戦相手であるメルビン・ジェルサェムについて「パワーのあるパンチを持っている。強い選手ではあるが、格の違いを見せつけたい。相手がどうしたらいいか分からなくなるくらいの展開を作っていきたい」と強く意気込んだ。
谷口を指導する伯耆トレーナーは「対戦相手のイメージは体が強い選手。もしバランスが崩れたとしても、そのまま何度も振り続けるようなパワーがある。そこを谷口がサイドから小さく当てていって最終的には倒せるように、そんな展開を考えています」と分析。
現状のトレーニング状況について、
「試合まで3週間をきったので、アクシデントなくトレーニングを重ねていくのみ。スパーに関してはオーソドックスの選手で、アマチュアからプロまで色んな選手にスパーリングをお願いしてきて、その中には、力強さと上手さを兼ね備えた5階級上のスーパーバンタム級の選手ともスパーをした。(試合まで残り3週間を切って)体重は朝起きてあと5キロを切っていていつも通り。本格的なスパーリングが終わったので、あとは体重調整と対戦相手に合わせた微調整をしていく」と順調な様子を見せた。

また、会見時には亀田ファウンダーより「谷口選手のツイッターに載っていた記事で、アマチュア時代の全日本選手権トーナメント表を見たら、その出場選手がすごい」と触れた。その時の優勝が世界選手権・金メダルの坪井智也、準優勝が二階級世界王者の京口紘人(ワタナベ)、先日に世界初挑戦した岩田翔吉(帝拳)、東洋太平洋王者の桑原拓(大橋)など世界チャンピオン3人、日本チャンピオン1人、東洋チャンピオン1人がいる錚々たるメンバーだったと話し、谷口は当時ベスト4。それを見て亀田興毅ファウンダーは「昔からチャンピオンになる選手は実力が高いんやな」とアマチュア時代から実績を残す谷口選手の強さを再確認したと話した。

谷口なりの必勝ポイントは“彼を知り己を知れば百戦殆からず”だと語る。「まるで恋人のように相手選手のことを常に考えている。相手を知って、蓋を開けて、想定内で終わるみたいな試合をするのが理想」とイメージを膨らませた。

亀田ファウンダーから「ずっとこの階級に留まっている選手とは思わない。この試合の次はもう少し大きい試合、大きい舞台を作ってあげたい。3階級制覇もいける!」と太鼓判を押され、谷口将隆は「凄いやる気が出ます。だからこそ、次の試合で力を見せて勝ちたい。今は目先の試合が大事だから、気を引き締めないといけない。自信が過信にならないように」と、冷静さの中にも強い闘志を見せた。

 

 

  • トップ
  • /
  • ニュース
  • /
  • 1.6【3150FIGHT vol.4】WBO世界ミニマム級王者 谷口将隆が公開スパー

ンク

LINK