9月17日(土) メルパルクホール大阪で開催する「3150FIGHT SURVIVAL vol.1」の前日計量が大阪・KWORLD3ボクシングジムにて行われ、出場する各選手が各々に万全の仕上がりをアピールした。
【9月17日(土)ごご3時からABEMAで全試合生中継】
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メインイベント・日本スーパーフェザー級タイトルマッチに出場する王者の坂晃典(30=仲里)はリミットちょうどの58.9㎏、同級3位の奈良井翼(22=RK蒲田)は200gアンダーの58.7㎏で両者ともに一発で計量をクリア。
王者の坂の今回のファイトマネーは、日本チャンピオンの相場の倍額以上となる450万円を手にする。「これまでのキャリアで、一番金額が高いファイトマネー。モチベーションはMAX。明日は450万円以上のファイトを見せます。倒しますよ」と話し、明日のメインイベントに相応しい戦いを見せることを誓った。
大阪府大阪市出身の奈良井は過去に坂が所属していた仲里ジムで練習していた経緯があり、当時は憧れていた先輩との戦いになる。「出入りを活かしたボクシングで倒して勝つ。戦いなので先輩とかは関係ないです」と、かつての先輩相手にも気おくれせず、初挑戦でのタイトル奪取を狙う。
”美しすぎる女子ボクサー”東洋太平洋女子ミニマム級王者の千本瑞規(28=ワタナベ)とOPBFフライ級7位のパク・ヘス(34=韓国)の両者は、千本が47.6㎏のリミットで、パクが300gアンダーの47.3㎏で計量をクリア。
千本は「内容が問われる一戦なのは理解している。相手に何もさせず圧倒する。私の実力が世界に通用することを見せる一戦。相手はタフだが、後半に倒しに行きたい」と、王座防衛とその先に見据える世界に向け意気込みを語った。
挑戦者のパクは、300gアンダーの47.3㎏でパスすると、計量後には大好物のコーラを飲み干し、笑顔を見せると、「千本選手の情報が無いのであまり印象はない。自分のボクシングを貫くだけ。明日は絶対に勝って、韓国にベルトを持ち帰ります」と、王座奪取へ向けて強い意欲を示した。
62.0kg契約4回戦で激突するヒロキング(29・福重浩輝)とベジータ石川(35・折尾)は62.0キロリミットちょうど、ベジータ石川は61.5キロの500グラムアンダーで計量をクリア。
福重の計量時には計量クリアかどうかを巡り一触即発の雰囲気にもなったが、その後の記念撮影では両者とも笑顔で撮影に応じた。その後の囲み取材では明日の戦いに向け両者から”KO宣言”が飛び出した。
今年8月に格闘家の皇治(33)との対決で”日本一有名な4回戦ボクサー”となった福重が「3150FIGHT SURVIVALのここを確実に勝って、来年1月に行われる3150FIGHTにつなげたい。持ち味の豪快に倒すボクシングで、会場を盛り上げる」と意気込めば、対するベジータは尻尾をつけて計量に臨み、余裕で計量をクリア。明日に向けては「入場はふざけるが、もちろん勝つことしか考えていないので、早めに勝負を懸ける。明日はバチバチに倒しにいく」と力強い言葉で明日への決意を語った。