22日、愛知県のトコナメジムにて、12月27日(土)愛知県国際展示場で開催の「SAIKOU×LUSH vol.4」のセミファイナル、東洋太平洋バンタム級タイトルマッチで2度目の防衛戦を行う東洋太平洋バンタム級王者のケネス・ラバー (23・フィリピン) が公開練習と会見を行った。ラバーは東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ10回戦で同級15位アヤティ・サイリケ (29・中国) と対戦する。
フィリピンでは“パッキャオ2世”と称され、フィリピンボクシング界の期待を一身に集める東洋バンタム級王者のケネス・ラバーが“ビッグマウス”を炸裂した。
日本では今年3月の試合では栗原慶太(一力)を相手に1ラウンドKO勝利で衝撃を与えたラバーだが、栗原戦からの成長を聞かれると「集中力。間違いなく集中力が上がった。ボクシングトレーナーのディンド・カンポ(フィリピン)とフィジカルトレーナーのアレックス・アリサ(米国)のサポートのお陰で、集中力とフィジカル面が鍛えられ、より試合の時に相手にダメージを与えられるようになった」と、今年は3月の栗原戦後、8月の元世界王者のルイス・コンセプシオン(パナマ)戦、10月の世界ランカーのルシアーノ・バルドー(アルゼンチン)戦と立て続けにKOで勝利しており、現在の自分の実力に自信満々の様子だった。
今回の試合への意気込みを聞かれた際には「相手は逃げ回ると思うけど、捕まえてKOします。ボクシングファンの皆様、いつも応援ありがとうございます。12月27日の応援をよろしくお願いいたします」とKO宣言と自身への応援をしっかりアピールしていた。
話題が先日行われたWBA世界バンタム級タイトルマッチ、正規王者、堤聖也(角海老)vs暫定王者、ノニト・ドネア(フィリピン)の試合に及ぶと「試合を観たけど全盛期のドネアだったら4ラウンドで倒し切っていた。堤は素晴らしい根性を見せたけど、自分が(堤と)戦ったら間違いなく4ラウンドでKOできる。堤選手と戦いたい」と現世界王者との対戦を熱望した。
他の団体のバンタム級王者に対しても「井上拓真(大橋)や他のメキシコのバンタム級世界王者たちとも戦うことができれば、自分にとってはイージーファイトだよ」とその自信が収まることはなかった。そして「自分の夢はバンタム級で世界王者になった後に、井上尚弥(大橋)や中谷潤人(M.T)と戦うこと」と2026年5月にも対戦が予想される日本の“ビッグネーム”との対戦も望んでいた。
会見の後に行われた公開練習ではウォーミングアップ、シャドーボクシングの後、ミット打ちを行い、フィリピンの英雄でラバー自身も尊敬するマニー・パッキャオ(フィリピン)を彷彿とさせるステップワークからの連打をミットに叩き込んでいた。その後、サンドバッグ打ちと縄跳びで練習を終えた。
現東洋太平洋バンタム級王者であり、バンタム級でWBA10位、WBC9位、IBF5位と各団体で世界ランキング入り。来年にも世界挑戦を見据えるフィリピンの若武者が“ビッグマウス”を連発し世界挑戦をアピールしたが、12月27日、愛知のリングで“世界を獲れる”実力を見せつけることができるかに要注目だ。