7月28日、この日の会見では「3150FIGHT」ファウンダーの亀田興毅から「ファイトマネー倍増計画」が発表された。その“計画”の全貌は下記の通りとなっている。
「ボクシング改⾰!ファイトマネー倍増計画」
「3150FIGHT」出場選⼿には、従来の相場のファイトマネーの「2倍」の⾦額を「現⾦」で⽀給する。
これは、プロボクサーの地位向上、ボクシングを“憧れのスポーツ”にするための新たな試み。プロボクサーの中で、ボクシングのみで⽣活できるのは僅か⼀握りの選⼿というのが現状で、現在のプロボクサーの収⼊は決して魅⼒的とは⾔えない。さらに、ファイトマネーは現⾦ではなく、チケットで⽀給されることが多い。今後の⽬標は、プロボクサー達がボクシングのみで⽣活していける、魅⼒的な対価を得られる業界にしていくことだ。
会⾒では具体的なファイトマネーの⾦額も発表した。プロボクサーのファイトマネーの実際の⾦額は、公表されることは少ない。今回、具体的な⾦額をあえて公表することで、「プロボクサーが稼げるスポーツであること。プロボクサーを⽬指す⼦ども達が増えてくれること。」を願っての計画だ。
また、基本原則は「相場の2倍」であるが、魅⼒のある、市場でも競争⼒の⾼い選⼿については、さらに⾼い⾦額を提⽰するケースがあることも発表した。
例えば、9⽉17⽇に⾏われる「3150FIGHT SURVIVAL vol.1」のメインイベント・⽇本スーパーフェザー級タイトルマッチに出場する両者のファイトマネーは、王者・坂晃典(仲⾥)が450万円、挑戦者で同級6位の奈良井翼(RK蒲⽥)が100万円となった。
会⾒会場で初めて両者のファイトマネーが発表されると、選⼿本⼈を含め関係者からは驚きの声があがった。