（写真・左から）亀田興毅ファウンダー・丸元大五郎・丸元大成会長

12日、大阪府内のジムで行われた会見で、「3150×LUSHBOMU」亀田興毅ファ

ウンダーから、5月24日(土)にインテックス大阪にて開催の「3150×LUSHBOMU vol.6」の追加カードが発表された。先日のプロデビュー戦で圧巻のKO勝利を飾ったばかりの丸元大五郎（22・大成）が、ライト級8回戦でスクリット・ナックプリチャ（19・タイ）と対戦する。

丸元大五郎は元OPBF東洋太平洋ウェルター級王者の大成ジム・丸元大成会長を父に持つ。4月20日に行われた試合では、左ボディから左フックを返すテクニカルなコンビネーションに続けて右ストレートを打ちおろす、鮮やかなレフェリーストップ勝ちを決めた。プロデビュー戦とは思えないハイレベルなパフォーマンスを披露した大五郎が、1カ月という短い間隔でのプロ2戦目に臨む。試合が正式発表された大五郎は「父である会長、亀田興毅ファウンダーのお力添えもあり、3150×LUSHBOMUという以前から憧れていた大舞台で、しかもダブル世界タイトルマッチのアンダーカードに出場させていただくことになり、関係者の方々には大変感謝していますし、嬉しいです」と以前から「3150×LUSHBOMU」への出場を熱望していた大五郎は同イベントに出場できることを喜ぶと、試合に関しては「自分の持ち味はKOで倒し切ることだと思っています。次の試合ではしっかりとKOをお見せできればと思っています」とKOへの強い自信とこだわりを見せた。父である大成ジム・丸元会長は息子・大五郎について「大五郎の良さはボクシングに真摯に取り組むところ。真面目に練習に取り組む選手なので、今後も成長していってくれると思います」と息子・大五郎を評価した。

また、この日、大五郎が「3150×LUSHBOMU」とのプロモーション契約を締結したことも発表された。今後は「3150×LUSHBOMU」が大五郎選手のプロモートをすることになり、マッチメイクやスパーリングパートナーの手配をはじめ、日本・アジアで10位以内のランキング入りを果たせば、選手とジムに対して月額報酬が支払われる。丸元会長は「亀田ファウンダーとは昔、同じジム(グリーンツダジム)で汗を流した仲ですし、プロモーターとして素晴らしい興行をしているなと思っていました。大五郎が『3150×LUSHBOMU』への出場を希望していたこともあり、大五郎のプロモートをお願いできないかという話になりました」と契約までの経緯を語った。大五郎本人は「『3150×LUSHBOMU』から色々とバックアップしていただけることになり感謝しています。これから中量級（ライト級・スーパーフェザー級）という階級で勝負をしていく自分にとって、非常に心強いです」と「3150×LUSHBOMU」への感謝を述べた。丸元をプロモートしていくことになった亀田ファウンダーは「（丸元の）デビュー戦を生で見させていただいたが、持っているポテンシャルは相当に高い選手だと感じました。これからは、丸元会長と連携を取りながら、大五郎選手をしっかりと育成していきたいと思います。この階級は世界まで行ければ市場規模や価値が軽量級とは全く違う。（大五郎は）この階級で世界まで行って欲しいし、行くことができる選手だと思います。そのためにも自分は世界を目指せる環境を作っていければと思います」と、丸元大五郎へかける期待の大きさを感じさせた。

亀田ファウンダーは最後に「ダブル世界タイトルマッチが行われるイベントで、素晴らしい若手ホープ選手が登場します。イベントを観に来ていただける観客の皆様やABEMAでご視聴いただく皆様には大五郎選手のボクシングをしっかりと見ていただいて、試合を見たあとからは、是非『推し』の選手として末永く応援してもらえたら有り難いですね」と大五郎をPRして会見を結んだ。

５月２４日(土)「3150×LUSHBOMU vol.6」詳細

ABEMAにて全試合無料生中継