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【5.24 前日計量】 全選手計量クリア 亀田和毅「明日は全てを出し切り三階級制覇を達成したい」 

2025.05.23

23日、大阪市内のホテルで、524()にインテックス大阪で開催する「3150×LUSHBOMU vol.6」に出場する選手の前日計量と会見が行われ、IBF世界フェザー級タイトルマッチに出場する同級王者、アンジェロ・レオ(31・米国)と同級1位、亀田和毅(33TMK)をはじめ、出場全選手が計量をクリアした。

 

亀田三兄弟(興毅、大毅、和毅)として8個目の世界王座のベルトをかけ、自身の三階級制覇がかかる挑戦者亀田和毅はフェザー級リミットから100gアンダーの57.0キロ、王者アンジェロ・レオも同様に57.0キロで共に一発クリアした。

二階級制覇王者同士の一戦となったこの試合、王者レオは「この試合に向けて集中しています。日本、世界のボクシングファンに素晴らしい試合をお見せしたいと思います」と語り、挑戦者の亀田は「計量をクリアしたので、あとはリカバリーをしっかりして明日は勝って三階級制覇をします」と両者が試合に向けて力強く語った。続いて明日はどのような試合をしたいかの質問にレオは「和毅のことは尊敬しているが、明日は接近戦で激しい打ち合いを挑んで必ず勝ちたい」と打ち勝つことを宣言。これに対し亀田は「(レオは)二階級制覇しているし素晴らしい王者。フェザー級で一番強いとも言われている王者に挑戦できることは光栄です。試合は自分の全てを出し切って勝ちたいと思います」と王者に敬意を表しつつも勝利を誓った。試合のポイントについての質問にはレオが「自分の戦いをするだけ。皆さんが知っている自分の戦い方をするだけ。あとは和毅の戦い方に対応するだけですね」と答えると、亀田は「作戦は考えている。あとは試合で出すだけだと思う」と話し、続けてトレーナーを務める父・史郎氏は「前半戦は和毅が落ち着いて戦えば勝てると思う」と前半は和毅がポイントを取れるとの考えを明かした。また、周囲では“亀田不利”と言われていることに対して亀田は「予想は予想で試合とは違う」と自分の不利予想に回答した。日本での試合を受けたことに対してレオは「(スーパーバンタム級4団体統一王者の)井上尚弥との試合は考えているが、今は和毅との試合に集中したい」と語った。最後に亀田のトレーナー・史郎氏は「和毅が自分のボクシングができれば、おのずとチャンピオンベルトを巻ける」と明日の試合に向けての自信を見せた。

ダブル世界タイトルマッチとなるセミファイナル、IBF世界ミニマム級タイトルマッチに出場する両選手は、王者ペドロ・タドゥラン(28フィリピン)が47.4キロ、挑戦者で同級4位重岡銀次朗(25・ワタナベ)がリミットちょうどの47.6キロで共に計量をクリアした。

 

20247月の試合からのダイレクトリマッチとして行われるこの試合、王者タドゥランは「明日は素晴らしい試合を見せたい。一回戦っているので、重岡の動きは全てわかっている。相手も対策をしてくると思うけど、自分も対策をしてきたので明日の試合で見せたい」と明日の試合への自信を語ると、リベンジをかける重岡は「まずはダイレクトリマッチできることに感謝しています。自分が前回の試合から変わったところを見せたい。自分でも明日の試合が楽しみです」と前回の試合とは違った試合をすることを誓った。

5試合で行われるヘビー級8回戦はハーバート・マトヴ(30・ウガンダ)と但馬ミツロ(30・亀田)の対戦。マトヴは96.9キロ、但馬は過去最軽量の109.8キロで、90.7キロ以上というヘビー級のリミットをクリアした。日本での試合は初めてとなるマトブは「日本にブラックボンバー(マトヴのニックネーム)がやってきた。明日は但馬に悪夢を見せるよ。日本にブラックボンバー・マトヴの名前を刻む。私の名前を忘れられないようにしてやる」と但馬を挑発。これに対して但馬は「弱い犬ほどよく吠える。明日は逃げ場の無いリングの中で、お互いの拳同士で会話することが楽しみですね」とマトヴの挑発に応戦した。

尚、明日24()はダブル世界戦2試合を含む全試合がABEMAにて11:00から無料生中継される。IBF世界ミニマム級タイトルマッチのゴングは16:00ごろ、IBFフェザー級タイトルマッチのゴングは17:30ごろを予定している。

 

5月24日(土)「3150×LUSHBOMU vol.6詳細

 

ABEMAにて全試合無料生中継







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