日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(亀田)は今年3月のプロ初敗北からの再起戦。元世界ランカーのロスメン・ブリトー(ベネズエラ)と対戦した。
“肉体改造”を敢行し、持ち前のスピードに加え、パワーを身に着けた但馬は、1ラウンド開始直後こそ、相手のパンチを確認するようにガードの上からパンチを受けていたものの、踏み込んでのボディジャブがヒットし始めると、193㎝の長身・ブリトーの懐への入り際、左ボディをヒット。相手の表情が歪んだところを見逃さなかった但馬は左右のボディを連打しダウンを演出。ダウン後に試合が再開するも、但馬が右のオーバーハンドで再びダウンを奪う。ここでダメージの大きいブリトーを考慮したレフェリーがカウントの途中で試合をストップ。但馬が9カ月ぶりの再起戦をTKO勝利で飾った。