(左から、亀田興毅ファウンダー、亀田京之介、レネ・カリスト・ビビアーノ、健文トーレス、亀田和毅)
25日(月)、大阪府内のTMKジムで12月21日(土)に静岡県静岡市のツインメッセ静岡で開催する「3150×LUSHBOMU vol.3」の会見が行われた。この日、「3150×LUSHBOMU」ファウンダー・亀田興毅から追加カードとして、TMKジム所属3選手の試合出場とカードが発表された。
同ジム所属の健文トーレス(TMK)はナッタポン・ジャンケーウ(タイ)と53.2㎏契約8回戦で対戦する。トーレスは8月24日の「3150×LUSHBOMU vol.1」で、当時の世界ランク1位の選手に判定勝ち。その前の試合でも世界ランキング1位の選手にKO勝ちしており、2戦連続で世界ランク1位選手に勝利中で、世界主要4団体のうち3団体で世界ランキング入りしている。今回はタイの元地域王者の対戦になるが、試合についてトーレスは「この試合は勝ち方が問われる試合。『健文トーレスは強いな』と思われる試合をします。(37歳の)自分には時間がない。チャンスが来たら1発で物にしないといけない。そのために練習しています」と話し、TMKジムでの練習についても「和毅のプロフェッショナルな姿勢は凄い。今までボクシングで尊敬する選手はいなかったけど、和毅は初めて尊敬できると思った選手。とても良い影響を受けています。(TMKジムに移籍して)自分の練習の質も上がって、自分がどんどん強くなっているのが分かる」と現在の練習環境に感謝していた。
世界ランキング入りした亀田京之介(TMK)は、アンジェロ・ベルトラン(フィリピン)とフェザー級8回戦で対戦する。この試合について京之介は「本当は日本人選手と試合がしたかったけど、(自分より)上の選手は誰も(試合を)受けてくれなかった。自分は試合間隔も空けたくないし、今回のフィリピンの選手も良い選手だったので、試合を受けることにした。今回は序盤でKOします」と“KO宣言”が飛び出した。京之介についてのコメントを求められた和毅は「京之介にはもっと練習して欲しい。ジムで練習するのが楽しいと思えるようになれば、京之介はかなり強くなれる。パンチ力も才能も自分よりあるのは間違いない。もっと練習するしかない」と京之介の才能を評価すると共に、期待しているからこそ“辛口”エールを送った。
◎「3150×LUSHBOMU vol.3」詳細
日時:2024年12 月21 日(土)
会場:ツインメッセ静岡
住所:〒422-8006 静岡市駿河区曲金3丁目1番10号
◎対戦カード
【メインイベント】
・スーパーフライ級8回戦
横山葵海(ワタナベ)
VS
東洋太平洋スーパーフライ級5位 デンマーク・ケビド(フィリピン)
・IBF世界スーパーフライ級王座決定戦12回戦
ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)
VS
レネ・カリスト・ビビアーノ(メキシコ・TMK)
・53.2kg契約8回戦
ナッタポン・ジャンケーウ(タイ)
VS
WBOスーパーフライ級7位 健文トーレス(TMK)
・フェザー級8回戦
アンジェロ・ベルトラン(フィリピン)
VS
IBF世界フェザー級15位 亀田京之介(TMK)
・53キロ契約8回戦
森脇 龍星(KWORLD3)
VS
WBC世界スーパーフライ級25位 サルバドール・フアレス(メキシコ)
・フェザー級8回戦
東洋太平洋フェザー級7位 中川抹茶(スパイダー根本)
VS
ロッキー・オグデン(オーストラリア)
「3150×LUSHBOMU vol.3」詳細( https://www.3150fight.com/schedule/27/)