11日、名古屋市内のホテルで、10月12日に愛知県国際展示場で開催する「3150×LUSHBOMU vol.2」に出場する選手の前日計量と会見が行われ、IBF世界ライトフライ級王座タイトルマッチに出場する同級王者・シベナティ・ノンシンガ(南アフリカ)と同級2位の矢吹正道(LUSH緑)をはじめ、出場全選手が計量をクリアした。
計量では両者ともに48.7㎏で、リミット(48.9㎏)から200gアンダーで無事に計量をクリア。
計量後に記者会見が行われた。
IBF同級王座返り咲きを果たし、初の防衛戦を迎えるノンシンガは、「アウェーで戦うこと(既に2回のアウェーでの世界戦に勝利)には慣れている。コンディションも問題ない。挑戦者がKOしたいというのは理解できるが私は勝利に向けてやるべきことをやるだけ。私はKOより勝ちに徹する」と冷静にKOよりも勝ちを優先する考えであることを伝えた。
当時のWBC同級王座を、寺地拳四朗とのリマッチ敗れて失って以来、約2年7ヶ月ぶりの世界戦のリングとなる矢吹は、「長い時間、チャンスを待っていた。やっときたという気持ち」と、世界王座返り咲きへの思いを語り、「この試合に向けて、ノンシンガ選手だけに勝つことだけを考えてきた」と少ない言葉の中にも強い思いを感じさせた。
ライトフライ級では比較的体格が大きく、32歳というベテランの年齢になった矢吹にとってはライトフライ級(リミット48.9㎏)への減量は相当厳しいはずだが、「減量は毎回キツい。しかし、試合をするには当たり前のことだと思っている」と話し、「(ノンシンガとは)お互いに似たタイプなので、必然的にKO決着になると思う。最後は不屈の闘志でリングに立ちます」と最後は悲壮感漂う表情で明日の決戦への闘志をみなぎらせた。
会見の最後には亀田興毅ファウンダーから、「明日のIBF世界ライトフライ級タイトルマッチはKO必至の好カード。ボクシングを初めて見る人も興奮する試合になると思う。ABEMAをご覧になって、皆様の応援、よろしくお願いします」とこの試合への期待を語った。
◎「3150×LUSHBOMU vol.2」詳細
日時:2024年10 月12 日(土)
会場:愛知県国際展示場 ホールA
住所:〒479-0881 愛知県常滑市セントレア5丁目10−1
「名鉄名古屋」駅から特急で28分、最寄り駅「名鉄中部国際駅」から徒歩5分
イベント開始予定:13:00
配信:ABEMAにて12:30~全試合無料生中継
※当日券は10:30から会場入口 当日券売り場にて発売
※当日券は自由席3,300円のみの発売となります。
◎対戦カード
○メインイベント
【IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦 ※指名試合】
王者 シベナティ・ノンシンガ(南アフリカ)
VS
同級2位 矢吹正道(LUSH緑)
○アンダーカード
【スーパーフライ級8回戦】
東洋太平洋フライ級8位・WBOAPスーパーフライ級15位
アルビン・カミケ(フィリピン)
VS
日本スーパーフライ級11位
政所 椋(KWORLD3)
【ライト級8回戦】
東洋太平洋ライト級9位
ロルダン・アルデア(フィリピン)
VS
日本ライト級9位
英豪(LUSH緑)
【スーパーフライ級8回戦】
花田 颯(KWORLD3)
VS
東洋太平洋スーパーフライ級8位
デンマーク・ケビド(フィリピン)
※その他のアンダーカードはコチラから「3150×LUSHBOMUvol.2」詳細
ABEMAでの生中継は12:30~となります。
※ABEMAにて全試合生中継「3150×LUSHBOMU vol.2」の視聴URLはコチラから