（左から、亀田興毅プロモーター、緑ジム・松尾会長、矢吹正道、株式会社LUSH代表取締役もにゅこ、株式会社LUSH取締役ミナミムラソデコ）

23日、大阪府内のホテルで10月12日(土)に愛知県国際展示場での「3150×LUSHBOMU vol.2」の開催が発表された。メインイベントのIBF世界ライトフライ級タイトルマッチでは、同王者のシナベティ・ノンシンガ（南アフリカ）に、同級2位・元WBC同級王者の矢吹正道（LUSH緑）が挑戦する。矢吹にとっては２年半ぶりの世界戦となり、ボクシング人生を懸ける覚悟で同王座へ挑戦することを誓った。

今回のIBF世界王座挑戦への意気込みを聞かれた矢吹は「いつも最後の試合と思ってやっている。今回も死に物狂いで後悔のないように頑張ります」と今回の試合に向けた意気込みを語ると、続けて「ＫＯ決着になると思う。KOを狙っていきます」と、今回の試合が激しい打撃戦になることを予感させた。

矢吹にとては2022年3月に奪取したWBC同級王座のベルトを寺地拳四朗（BMB）との再戦で奪われて以来、2年半ぶりの待ちに待った世界戦。三重県出身で愛知県のジムに所属する矢吹にとって、地元の東海地区で行われる大一番。プロキャリア16勝の内、15勝がKOという軽量級離れしたパンチ力を武器に、KO勝利での世界王座返り咲きを狙う。