24日に大阪・大和アリーナで開催した「3150×LUSHBOMU vol.1」のメインイベント、2023年10月以来の再戦となったIBF世界フェザー級指名挑戦者決定戦、亀田和毅(TMK)vsレラト・ドラミニ(南アフリカ)は亀田和毅が2-1の判定で勝利、IBF世界フェザー級王座への指名挑戦権を獲得した。
亀田は1ラウンドから距離をつぶして左ボデイで先制攻撃。ドラミニはショートアッパーと左ショートフックで応戦した。その後も亀田は攻撃の手を緩めずに怒涛の連打でロープ際に攻め立て、5ラウンドには連打でダウンを奪う。
その後、ドラミニは下がりながら右フックを決めて反撃するが、亀田は気持ちを切らさず、一時は手数が減ることもあったが、豊富な手数とボディ攻撃、コンビネーションからの左フックを繰り出しで気持ちで押し切った。
判定は116-111、114-113、113-114の2-1と意外にもスプリットとなったが、亀田が現IBF世界フェザー級王者、アンジェロ・レオ(アメリカ)への指名挑戦権を獲得した。
セミファイナルの48.6キロ契約10回戦ではWBC世界ミニマム級2位で前同級王者の重岡優大(ワタナべ)が一進一退の攻防の中、サミュエル・サルバ(フィリピン)に3-0の
判定で競り勝ち、3月に世界王座を失って以来の再起戦に勝利。
試合後、リングに上がった亀田興毅プロモーターからは次戦での世界王座挑戦を進めることが発表された。
第5試合で行われた52.5キロ契約10回戦ではWBO世界バンタム級11位の健文トーレス(TMK)が戦前の不利予想を覆し、WBO世界スーパーフライ級1位のKJ・カタラジャ(フィリピン)に2-1の判定勝ち。健文も世界王座挑戦に大きく前進した。
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