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【8.24 前日計量】亀田和毅「今のスタイルなら熱くさせられる」

2024.08.23

23日、大阪市内のホテルで、824日に大阪府・大和アリーナで開催する「3150×LUSHBOMU vol.1」に出場する選手の前日計量と会見が行われ、IBF世界フェザー級指名挑戦者決定戦に出場する同級3位の亀田和毅(TMK)をはじめ、出場全選手が計量をクリアした。

元世界2階級制覇王者で同級3位の亀田和毅(TMK)はフェザー級リミット(571キロ)から100グラム軽い570キロ、同級2位のレラト・ドラミニ(南アフリカ)は568キロで、ともに一発で計量をクリアした。その後に行われた会見で亀田は「「今のスタイルを出したら、間違いなく熱い試合になる。明日は俺の仕事をするだけ。今回は自分が進化したところを見せるので楽しみにしておいてください」と意気込んだ。父・亀田史郎トレーナーと再コンビを結成し、約8カ月間で作り上げてきた攻撃的スタイルで、202310月に僅差で判定負けを喫した相手への雪辱を誓った。

それに対しドラミニは、静かな口調で「明日の再戦でも自分が勝つ。何度やっても自分が勝つだけ。日本のボクシングファンに良い試合を見せるだけ」と強気の返り討ちを宣言した。

 

プロ戦績は亀田が4541勝(23KO4敗。ドラミニは2220勝(11KO2敗

セミファイナル48.6㎏契約10回戦に出場するWBC世界ミニマム級2位、重岡優大(ワタナベ)は48.4㎏、対戦相手のWBO世界ミニマム級12位、サミュエル・サルバ(フィリピン)は48.2㎏で計量をクリア。331日に自身が保持していたWBC世界ミニマム級王座を失ってからの再起戦となる重岡は「3月に自分が負け、7月には弟(IBF王者・重岡銀次朗)が負けて、自分たち兄弟はどん底を味わった。ここからは上に這い上がるしかない。もう一度、重岡兄弟は強いというところを見せたいと思う」と再起戦に向けて力強い意気込みを語った。

5試合の52.5㎏契約10回戦に出場する、WBO世界スーパーフライ級1位、KJ・カタラジャ(フィリピン)は52.1㎏、WBO世界バンタム級11位、健文トーレス(TMK)は52.4㎏で計量をクリア。父がメキシコ人で元世界王者、元天才少年ボクサー、亀田三兄弟と幼なじみ、そして刑務所収監歴11年半という異色の波波乱万丈のボクサー人生を送ってきた健文トーレスは「初めて52.4キロまで体重を落としたけど、計画的に進めれば物事できないことはない。相手が強いのは分かっている。でも明日は自分の人生をかけて勝ちます。自分はボクシングを好きなんだということが分かる試合をお見せできればと思います」と明日の決戦に向けての決意を語った。

亀田興毅プロモーターは、「和毅、優大選手(重岡優大=ワタナベ)、健文選手(健文トーレス)3人とも勝てば、次は世界戦。この3試合は世界ランカー同士、必ず面白い試合になるのでお楽しみに。3150FIGHTLUSHBOMUが合体して初のイベントになりますが、好カード揃いのボクシングに音楽・グルメと、見どころ盛りだくさんのイベントなので、ABEMAで視聴される方にも、ご来場される方にも存分に楽しんでいただけると思います」と記念すべき1回目のイベントへの自信を示していた。

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