17日、大阪市内の所属ジムにて、8月24日(土)に開催する「3150×LUSHBOMU vol.1」のメインイベント、IBF世界フェザー級指名挑戦者決定戦に出場する同級3位亀田和毅(TMK)がインタビューを受けてコメントを発表しました。
試合まで残り1週間となって、スパーリングは打ち上げて最終調整中という亀田は、前日16日に来日してコメントした対戦相手の同級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)へ対してのメッセージもコメントしました。以下は亀田へのインタビューの一問一答。
◎亀田和毅選手インタビュー一問一答
1.試合まで残り1週間、現在のコンディションはいかがですか?
亀田:試合まで残り1週間ですが、ここまですごくいい練習ができました。コンディションは最高だと思います。
2.この試合に向けて具体的にどのようなトレーニングをされてきましたか?
亀田:今回の試合に向けてのスパーリングは合計120ラウンドぐらい。色んな国からスパーリングパートナーに来てもらいました。アフリカからも、アメリカからも来てもらったので、本当に良いスパーリングができたと思う。身体の調子も良くて、しっかりと追い込む事ができました。
3.次の試合は和毅選手にとってはどのような試合ですか?
亀田:今回の試合は自分にとっての世界に向けてのテストマッチとなると考えています。良い内容で勝つことができれば次に繋がるので。
4.先日、IBF世界フェザー級タイトルマッチで、当時の王者、アルベルト・ロペス選手が挑戦者のレオ・ロドリゲス選手に失神KO負けという衝撃の結果となりましたが、試合はご覧になりましたか?
亀田:試合は観ました。両選手とも知っている選手ですが、レオ選手も強い選手なので、世間に言われているような番狂わせではないですね。レオともスパーリングも何回かしているし、評価の高かったロペスに勝ったので、レオの評価も上がるでしょう。自分が次の試合に勝てば、もちろんターゲットの一人になるのは間違いないです。
5.ドラミニ選手が来日して和毅選手に対してもコメントしていました。2023年10月の試合で一度戦った和毅選手の印象は「普通の選手。特に恐れることはない」と言っていました。
亀田:(2023年10月の)あの試合は自分のボクシングではなかったので何を言われても問題ないですね。あの試合で「強い選手だ」と言われても困るので。あの試合は自分のボクシングではないのでね。
6.また、ドラミニ選手が「スタイルを10回変えても自分が10回勝つ」と言っていましたが?
亀田:何を言われても何も感じませんね。向こうも勝ちたいでしょうからね。トレーナーと一緒に色々な対策をしてくるでしょうから。しっかりと対策をして、万全のコンディションでリングに上がってきてくれれば嬉しいですね。その方が良い試合になるので。最終的にはリングで向き合うのはあいつと自分なので。リングに上がってから、(ドラミニは)オレの本当の強さが分かると思います。
7.好きな食べ物はお寿司だそうですが?
亀田:外国人はみんな寿司が好きですからね。今は減量なので食べられないでしょうから。試合終わって日本の美味しい寿司を食べに行って欲しいですね。
8.改めて試合に向けた意気込みを?
亀田:向こうがどんな作戦でこようが関係ない。自分はリングの上で相手の心を折るだけ。すぐに心が折れると思いますよ。この試合に向けて何カ月間もトレーニングしてきたので最高のコンディションで試合に臨めるし、セコンドの指示を聞いてしっかり勝つだけ。KOは付いてくるものなので、良い試合で勝てれば問題ない。親父(史郎トレーナー)とも話しているけど、オレが試合でどのくらい(本来の実力を)出せるかだけ。もし、ドラミニが今のオレのボクシングを完封できるようなことがあれば、それはドラミニが本当に強いっていうこと。認めるしかない。
9.今回は地元・大阪での試合になりますが?
亀田:自分の地元の大阪で試合ができるのは最高なこと。自分が望んでいたことだから、今回のプロモーターである兄にも感謝しています。地元の応援を背にして、しっかり勝つ姿を皆に観てもらいたい。
10.最後にファンの皆様へのメッセージをお願いします。
亀田:今のコンディションもバッチリなので、試合でドラちゃんをバチっとKOするところを皆さん観てください。応援よろしくお願いします。
また、和毅とはコンビ再結成2試合目となる実父・亀田史郎トレーナーも自信満々の様子で和毅への大きな期待を語った。
「今回の和毅は、かなり仕上がってる。皆さんには和毅が良い内容で試合に勝つ事を期待してほしい。これ勝って、次の世界戦も勝って和毅は3階級制覇や。和毅の応援よろしくお願いします」