5月4日(土・祝)「LUSH BOMU vol.3 feat.3150FIGHT」で、IBF世界バンタム級王者、エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に挑戦するIBFバンタム級1位・西田凌佑(六島)が大阪府内のジムで会見し、練習を公開した。
会見では特にいつもと変わらない表情で「今、色々と考えすぎても良いことはないので、当日に一気に気持ちを上げて行こうと思う」と話し、前評判の高い王者・ロドリゲスについては「本当に強い王者ですね。自分の持っているものをリングで出して、それが通用しなかったら相手が強かったということ」と挑戦者らしからぬ冷静な思考を披露した。
ロドリゲスの印象について聞かれた西田はロドリゲスの試合映像を観た後、自分の試合映像を観て、何が通用するのか自分なりに分析して勝つための対策を考えた。様々なパターンを練習しているし、自分のスタイルではないスタイルも練習しているので、試合でそれが必要になれば出てくると思う。そして、試合に向けてしっかりとイメージトレーニングをしている。自分がダウンした時とかネガティブなイメージも想定して対策しています」と“戦略家”の一面も披露した。
会見の後に行われた練習ではシャドーボクシングの後に2ラウンドのミット打ちを行い、最後にはキレ味鋭いコンビネーションを見せ、仕上がりの良さを感じさせました。
会見に参加した、この試合をプロモートする「3150FIGHT」亀田興毅ファウンダーは「(西田が)勝てば世界的に評価される。実力者同士の世界戦。持ち味を生かした方が勝つ」と話した。キャリアの差も「大きい差にはならない。西田がいつも通りのボクシングをすれば結果はついてくる」と試合の展望を語りました。
公開練習の内容を視察に来ていた王者・ロドリゲス陣営のトレーナー、ジェイコブ・ナジャール氏は「西田は若くて、背が高くて優れたボクサーです。前の手(右手)の使い方が素晴らしい。(ロドリゲスとの試合は)間違いなく良い試合になる。」と西田に対しての警戒感を強めていた。
「LUSHBOMU vol.3 feat.3150FIGHT」はABEMAボクシングチャンネルにて全試合無料生中継されます。
番組の視聴は下記から↓