4月29日に行われた「3150FIGHT vol.2」のメインイベントで遂にデビュー戦を迎えた但馬ブランドンミツロ。
入場曲はアントニオ猪木氏から継承した「炎のファイター INOKI BOM BA-YE」。
対戦相手は韓国ヘビー級3位のキム・サンホ。前日計量後のインタビューで但馬は「倒すのに3分もかからない」と豪語していたが、試合はその”初回KO宣言”通りの圧勝となった。
1ラウンド開始早々から前に出てくるキムに対し、但馬も右アッパーを軸に応戦。その後、パワーに勝る但馬が前に出ると、右ストレートからのコンビネーションが炸裂。強烈な左フックで体勢が崩れかけたキムのダメージが大きいと判断したレフェリーが試合をストップ。
注目された但馬のデビュー戦は1ラウンド56秒、まさに”秒殺KO劇”となった。
試合後のインタビュー、最後にはアントニオ猪木氏ばりに「ウノ(1)、ドス(2)、トレス(3)、3150-!」の掛け声を披露。
ようやくデビュー戦を終えた但馬が、”日本ヘビー級初の世界タイトル”を目指して遂に動き出した。