（左から）矢吹正道※力石の実兄・力石政法・亀田興毅ファウンダー

日本時間23日早朝、イタリア・ローマで行われたWBC世界スーパーフェザー級シルバー王座タイトルマッチ・同級世界王座挑戦者決定戦にて、同級5位・力石政法（LUSH緑）が同級6位でシルバー王者・マイケル・マグネッシ選手（イタリア）を12ラウンド2分34秒TKOで下し、同王座と同世界王座への挑戦権を獲得しました。

試合は敵地・イタリアでの試合で、地元の大歓声に押されるマグネッシが前に出て攻勢をかけ、力石が迎え撃つ展開が続き、途中の公開採点でもマグネッシが大きくリードしていました。

しかし、迎えた10ラウンド、力石が右フック・左ストレートをクリーンヒットさせると展開が一変。11ラウンドも圧倒した力石が、最終12ラウンドでも一方的に打ち込み、2回ダウンを奪うと、その後、マグネッシをロープ際に追い込んた力石が連打で倒しにいったところで、防戦一方となったマグネッシを見たレフェリーが試合をストップ。力石が敵地でドラマチックな大逆転TKO勝ちを飾りました。

シルバー王座と世界王座挑戦権を獲得した力石は戦績を15勝（10KO）1敗とし、今後は世界王座挑戦へと進んでいきます。

（左から）マイケル マグネッシ・力石政法