糸井嘉男氏・亀田和毅
22日、大阪市内のジムで「3150FIGHT vol.7」に出場する亀田和毅(TMK)が会見し、スパーリングを含む練習を公開しました。
練習前、「3150FIGHT vol.7」亀田興毅ファウンダーと並んで臨んだ会見で順調な仕上がりを伝えた和毅の元に、プロ野球の阪神・オリックスで活躍した糸井嘉男氏が登場。この日は「和毅の練習を一度見てみたい」という糸井氏が、和毅の激励を兼ねてジムを訪問しました。
和毅はフィリピンから招聘したスパーリングパートナ―とのスパーリングを披露し、スパーリングのあとには糸井氏がミットを持って和毅のパンチを体感しました。
尚、「3150FIGHT vol.7」の模様はABEMAにて全試合無料生中継されます。
「3150FIGHT vol.7」詳細はコチラから↓
亀田和毅
10月7日(土)に東京・大田区総合体育館で開催する「3150FIGHT vol.7」で行われるIBF世界フェザー級2位決定戦で、同級8位のレラト・ドラミニ(南アフリカ)と対戦する同級5位の亀田和毅がスパーリングを含む練習を公開しました。
この日はフィリピンから招聘したスパーリングパートナーと軽めのスパーリングを3ラウンド公開し、その後はトレーナーとのミット打ちでコンビネーションの確認を入念に行いました。
試合を2週間後に控えた和毅は「5月からこの試合に向けたトレーニングを開始して約4カ月、順調にトレーニングができました。今回は親父を始めとした家族、自分の妻子、自分のチームの思いを背負って試合に臨みます。最高の環境で練習に集中できているし、減量も順調に進んでいます。次の相手は足の速い選手ですが、終盤に相手の足を止めて仕留められればとイメージしています。いい試合をしてフェザー級での3階級制覇へ向けて良いスタートを切れればと思います」と順調な仕上がりと次の試合へ向けた意気込みを語りました。
糸井嘉男氏・亀田和毅
この日の会見後には、プロ野球の阪神、オリックスなどで活躍し、その身体能力の高さから“超人”と呼ばれていた糸井嘉男氏が登場。亀田興毅ファウンダーや和毅とは、かねてから食事を共にするなど親交があり、この日は試合を控える和毅の激励に駆けつけました。
糸井氏は「初めてボクシングジムに来たけど、ピリピリしていますね。ご飯食べている時の和毅とは顔が違う」と話すと、和毅のスパーリング後にはリングでドラムミットを持って和毅の左ボディーを体感することに。すると和毅の強烈な左ボディを受けた糸井氏はその衝撃に驚きの表情を浮かべながら、後方へ飛ばされる場面もありました。
「僕もバットを振り込んでますから体幹は強いんですけどね。これはヤバい。ホンマにパンチが重い。身体中に衝撃が走った」と興奮気味に話し、和毅の次の試合に向けては「阪神とオリックスが優勝して関西は盛り上がっているから、その勢いに乗って和毅も良い試合をしてもらいたいですね」と和毅を激励しました。
亀田興毅ファウンダー・糸井嘉男氏・亀田和毅・金平桂一郎会長
和毅と並んで会見に臨んだ亀田興毅ファウンダーは「世界戦の話は次の試合が終わってから。まずは次の試合で和毅がどんな試合を見せてくれるのか、とても楽しみです」と話すと、和毅の練習を久々に見て「やっぱり和毅は他の選手と違う。完成されている。昔から練習してきた積み重ねと、真剣にトレーニングに向きあってきたからこそ今の姿があると思います。今まで色んな有名選手とスパーリングをしてきて、ほとんど圧倒してきただけのことはありますね」改めて、実弟である和毅の実力を評価していました。