重岡銀次朗・亀田興毅ファウンダー・重岡優大
兄弟が揃って王座統一戦に臨む重岡優大、重岡銀次朗(ともにワタナベ)の両選手が、都内のジムで公開スパーリングを行いました。
「3150FIGHT」亀田興毅ファウンダーが、フィリピンから世界トップクラスの3選手をスパーリングパートナーとして招聘。重岡兄弟は充実したスパーリングを重ね、両者ともに順調な仕上がりを披露しました。
尚、「3150FIGHT vol.7」の模様はABEMAにて全試合無料生中継されます。
「3150FIGHT vol.7」の詳細はコチラから↓
重岡優大
〇WBC世界ミニマム級王座統一戦 12回戦
正規王者 パンヤ・プラダブスリ(タイ)41戦40勝(24KO)1敗
vs
暫定王者 重岡 優大(ワタナベ)7戦7勝(5KO)
WBC世界ミニマム級王者統一戦で正規王者、パンヤ・プラダブスリ(タイ)と対戦するWBC同級暫定王座の重岡優大は「昨日は3人のパートナーと合計12ラウンドのスパーリングをしました。身体は疲れていますけど、とても良いスパーリングをできているので、心地良い疲労感があります。3人とも強い選手で、日本の選手とのスパーリングでは経験できない感覚を養えてます。パンチがめちゃくちゃある選手、テクニックがある選手、手数が多い選手と、タイプの違う素晴らしいスパーリングパートナーを呼んでいただいて、興毅さんには感謝ですね」と充実したスパーリングをできている様子で、亀田興毅ファウンダーへの感謝を語りました。
重岡銀次朗
〇IBF世界ミニマム級王座統一戦 12回戦
正規王者 ダニエル・バラダレス(メキシコ)31戦26勝(15KO)3敗1分1無効試合
vs
暫定王者 重岡 銀次朗(ワタナベ)10戦9勝(7KO)1無効試合
IBF世界ミニマム級王者統一戦で正規王者、ダニエル・バラダレス(メキシコ)と対戦するIBF同級暫定王座の重岡銀次朗は1月にバラダレスと対戦した際は無念の無効試合に。そして、8月に予定されていた再戦は自身のケガにより延期に。紆余曲折を得て10月に因縁の相手と対戦する。ケガからは回復し、2週間前からスパーリングを開始したという重岡銀次朗は「ケガの回復も順調で、今はしっかりとトレーニングできて順調に仕上がってきています。フィリピンの3人のパートナーは3人ともタイプが違って、みんなレベルが高いので、緊張感のあるスパーリングができている」と、因縁対決を前に順調な仕上がりと良いトレーニングがきていることを報告しました。
ファバルド・亀田興毅ファウンダー・ズレータ・バヤソン
重岡兄弟が迎える大一番に備えて、フィリピンから世界トップクラスの3選手を招聘した亀田興毅ファウンダーは「ボクシングの練習で一番大事な練習がスパーリングでの実戦練習だと思います。いかにレベルの高い相手と、色んな国の選手とスパーリングの経験が積めるかで、選手のレベルは上がっていくと思います。自分が現役時代の時もそうでしたけど、強いパートナーとのスパーリングで選手はどんどん成長します。優大も銀次朗も今回のパートナー達と良い練習ができているみたいですし、今後もできる限り、質の高いスパーリングパートナーを招聘して、二人のレベルアップの手助けができれと考えています」と重岡兄弟への強力バックアップを誓った。
◎スパーリングパートナー3選手
ミエル・ファバルド(フィリピン)
東洋太平洋ライトフライ級王者
WBCライトフライ級6位、WBOライトフライ級12位、IBFフライ級世界7位
11勝(10KO)1敗2分
ジョン・マイケル・ズレータ(フィリピン)
WBA世界ミニマム級3位
15勝(8KO)無敗3分
ジェイソン・バヤソン(フィリピン)
元WBCライトフライ級世界ランカー
10勝(5KO)1敗