和氣慎吾(FLARE山上)vsホセ・ベラスケス(チリ)
成通グループPresents「3150FIGHT SURVIVAL vol.8」の前日計量が2日、岡山市内のホテルで行われ、出場全選手が計量をクリアした。
全国各地にあるボクシングジムやボクサーにスポットを当て“最高のボクシングの再興”を掲げる「3150FIGHT」全国行脚シリーズ第1弾は、イベント立ち上げ時から縁の深い岡山で開催する。
「3150FIGHTの立ち上げ時から岡山の人達に支えられて今がある。全国行脚第一弾は“感謝の地”である岡山で開催したかった。前々夜祭から盛り上がっていて明日の試合当日が楽しみ。今大会が成功すれば岡山大会を定例化し、来年には岡山でSURVIVALではなく3150FIGHTを開催したい」(亀田興毅ファウンダー)
地元で世界ランカーへの返り咲きを狙う和氣慎吾など、岡山出身の選手も多く出場。チケットはすでに完売し、僅かな当日券を残すのみ。初の地方大会は大きな熱気を帯びて明日を迎える。
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メインイベントに出場する和氣慎吾(FLARE山上)は元日本・東洋太平洋スーパーバンタム級王者で、かつては世界タイトルマッチも経験した地元・岡山出身の大ベテラン。
“ラストチャンス”ともいえる今回の試合で現役世界ランカーのホセ・ベラスケス(チリ)との一戦を前に、この日は無事に計量をクリア。地元の大応援団も会場に駆けつける明日の大一番に向け、意気込みを語った。
いつものようにリーゼントスタイルで計量をクリアした和氣は「今回は過去最高の仕上がりだと思います。地元で世界ランカーと対戦できる機会をくださった亀田興毅ファウンダーには感謝しています。明日は地元の方の応援も力にして、必ず勝って世界ランカーに返り咲きます」と明日の試合への強い意気込みを語った。
対するベラスケスは「試合では常にノックアウト(KO)することを考えている。明日は間違いなく私が勝ちます」とKOでの勝利を宣言した。
エラワー(タイ)vs但馬(KWORLD3)
日本ヘビー級王者・但馬ミツロ(KWORLD3)は6月から始まった“但馬ミツロ 試練の5連戦”の4戦目を明日に控え、プロキャリア過去9戦で最も軽い116.9キロで計量をクリア。
“試練の5連戦”を乗り越えた先には、いよいよ次のステージが待っている但馬は「5連戦の4戦目、確実に自分は進化していると思う。身体も少しずつ絞れてきて、動きやすくなっている。明日は岡山の皆さんの前でKOします」と進化した姿でのKO勝利を誓った。
但馬はセミファイルで、プロ戦績5勝(5KO)2敗のパワーファイター、アカポッブ・エラワー(タイ)と対戦する。
岡田(JBスポーツ)vs岡(KWORLD3)
成通グループPresents「3150FIGHT SURVIVAL vol.8」には、和氣の他にも地元・岡山出身の選手達が出場。
「3150FIGHT」がアマチュアボクシング出身のエリートを集めて結成した「3150エリート」のメンバーで岡山出身の岡朱里(KWORLD3)はプロデビュー2戦目で、格上のA級ボクサーで、こちらも地元出身の岡田真虎(JBスポーツ)との“岡山出身対決”に臨む。
地元・岡山の倉敷守安ジム所属の日本スーパーフライ級11位・神崎靖浩(倉敷守安)は日本スーパーフライ級8位の岩﨑圭佑(オール)との“日本ランカー対決”。この試合は2年前に対戦して引き分けた試合の再戦となり、決着を着けるべく、両者の意地がぶつかる熱い戦いが期待される。
岩﨑(オール)vs神崎(倉敷守安)
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