亀田興毅がファウンダーを務める「3150FIGHT」は「3150FIGHT」シリーズの「全国行脚第1弾」を9月3日(日)「3150FIGHT SURVIVAL vol.8」岡山大会からスタートさせる。「3150FIGHT」は全国各地からボクシングを盛り上げていくことで、ボクシングの全国的な人気復活を目指していく。
コンベックス岡山にて開催する「3150FIGHT SURVIVAL vol.8」のメインイベントでは、地元・岡山出身の和氣慎吾(FREA山上)が世界ランカーのホセ・ベラスケス(チリ)と対戦。
その他、アンダーカードにも地元出身選手が数多く登場し、地元のボクシングファンの前で各選手がその雄姿を披露する。
日本ランカー同士の対決となった神崎靖浩(倉敷守安)vs岩﨑圭佑(オール)、ヘビー級国際マッチのクォン・サンタナ(韓国)vs高山秀峰(スパイダー根本)の両試合は、今回がともに再戦となり、お互いが完全決着を目指す激戦が期待される。
尚、「3150FIGHT SURVIVAL vol.8」岡山大会の模様はABEMAにて全試合が無料生中継される。
和氣慎吾(FREA山上)
リーゼントヘアーを売りにプロデビューした和氣は、日本・東洋太平洋のスーパーバンタム級王座を獲得後、2016年に世界戦も経験しているベテランだが、2022年10月に行われた中川麦茶(一力)との試合では試合中に右肩を脱臼。その試合では不運のTKO負け。
しかし、「3150FIGHT」初登場となった2023年7月20日の復帰戦で鮮やかな2ラウンドKO勝利で復活。
試合後の勝利者インタビューで和氣は「『3150FIGHT』の岡山大会があると聞いています。地元・岡山の大会で和氣慎吾が出ないわけにはいかないでしょう!」と高らかに岡山大会への出場を明言していた。
対戦相手のベラスケスは前WBA・IBF世界スーパーバンタム級王者のムロジョン・アマダリエフ(ウズベキスタン)へ挑戦したこともあるキャリア十分の選手で、プロキャリアでKO負けが一度もないタフネスが武器。
和氣は、再び世界戦線に浮上するためにも、地元の大きな期待と声援を背に世界ランカーを撃破し、地元・岡山を大いに盛り上げたい。
神崎靖浩(倉敷守安)
岩﨑圭佑(オール)
今大会には和氣の他にも地元、岡山県出身の選手達が数多く出場する。
岡山県出身で地元のジムで活動する神崎靖浩(倉敷守安)は岩﨑圭佑(オール)と日本ランカー同士の“サバイバルマッチ”に登場。両者は2021年9月に岩﨑の地元・大阪で対戦しており、その時は引き分け。今回は神崎の地元・岡山での再戦となった。
岡朱里(KWORLD3)
岡山県出身同士の対戦となった岡田真虎(JBスポーツ)とアマチュアボクシング出身の“3150エリート”岡朱里(KWORLD3)の“岡岡対決”にも注目。お互い地元応援団の前で勝利を掴みたいところ。
2022年11月27日 クォン・サンタナ(韓国)vs高山秀峰(スパイダー根本)戦より
その他では「3150FIGHT」ならではのヘビー級国際マッチ、クォン・サンタナ(韓国)vs高山秀峰(スパイダー根本)の一戦は昨年11月27日以来の再戦。1戦目は僅差の判定で高山の勝利となったが、今回の再戦で“完全決着”となるか?