4月1日(日)にエディオンアリーナ大阪第2競技場で開催される「3150FIGHT SURVIVAL vol.4」の前日計量が大阪市内で行われ、トリプルタイトルマッチを含む全選手が計量をクリアした。

計量後にはトリプルタイトルタイトルマッチ出場6選手が揃って会見に臨み、各選手が翌日に迫った試合に向けて‟バチバチ”の意気込みを語った。

（左から）西田凌佑（六島）・ソンセン・ポーヤム（タイ）

WBOアジアパシフィック・バンタム級王者の西田凌佑(六島)はメインイベントで、同級3位のソンセン・ポーヤム(タイ)を挑戦者に迎えての3度目の防衛戦。

計量をクリアした王者・西田は「相手は思っていたより小さかった。明日は世界に向けて、しっかり勝つところを見てもらいたい」と静かに闘志を燃やした。

対する挑戦者・ポーヤムは「相手を見た印象は特にない。自分は平常心を保っているので勝てる」と強気の姿勢を見せた。

（左から）坂晃典（仲里）・原優奈（真正）

日本スーパーフェザー級タイトルマッチで対戦する王者・坂晃典(仲里)と同級1位の原優奈(真正)。

両者ともスーパーフェザー級リミットちょうどの58.9kgでクリアした後に行われた記者会見で両者は、互いにバチバチの”口撃”合戦となった。

挑戦者・原は「王座交代も時間の問題。明日は自分が王者になる。（王者は）今日まで良くダイエットよう頑張ったな」と王者をこき下ろす。

王者・坂は、先日の試合発表会見から続く原からの挑発を受け「弱いヤツほどよく吠えますね。明日のリングで全てが分かると思うんで」と鋭く返した。

それに対し原も「明日全てが分かりますね。どっちが強いかね」と同じ言葉を返した。

（左から）中島玲（石田）・加藤寿（熊谷コサカ）

日本スーパーウェルター級暫定王座決定戦は同級1位の中島玲(石田)対同級2位の加藤寿(熊谷コサカ)の対戦。

同級1位の中島は前回の試合では対戦相手の計量棄権により試合が中止になった憂き目に。今回の試合にかける思いは強い。

中島は「明日は自分が勝つことは決まっている。その中で自分のボクシングを皆さんに観てもらえれば」と自信満々に語った。

対戦する加藤は37歳の大ベテラン。「明日は強い中島選手に勝てるように頑張ります」と謙虚に答えた。

トリプルタイトルマッチ以外にも岩﨑 圭祐（オール）vs 今川 未徠（JB SPORTS）の日本スーパーフライ級・ランカー対決、元世界王者・宮崎亮（KWORLD3）、日本一有名な4回戦ボクサー・ヒロキングこと福重浩輝（KWORLD3）等の注目選手も多数参戦。

チケットは完売し、当日券も発売無しと盛り上がりを見せる「3150FIGHT SURVIVAL vol.4」はABEMAにて全試合生中継される。

お見逃しなく。ご視聴は下記リンクから。

3150FIGHT SURVIVAL vol.4