4月16日(日)に東京・国立代々木競技場 第二体育館で開催される「3150FIGHT vol.5」にて、同日同会場にて兄弟そろって世界タイトルマッチに臨む重岡優大(ワタナベ)と弟の銀次朗(ワタナベ)が23日、興毅ファウンダーと共に熊本県庁を訪れ、木村敬副知事に兄弟そろってのタイトル奪取を誓った。
WBCミニマム級3位でプロ6戦6勝(4KO)の優大は、王者パンヤ・プラダブシー(タイ)に挑戦する。「今までの相手で一番強いのは確か。でも確実に自分の方がパンチ力がある。圧倒して勝ちますよ」と意気込みを語った。
IBF同級4位の銀次朗は、1月に挑んだ世界戦では王者の負傷による無念の無効試合となったが、プロ通算戦績は9戦8勝(6KO)。王者とは負傷療養のため試合ができず、前王者で同級3位のレネ・マーク・クアルト(フィリピン)と暫定王座決定戦を行う。「兄と同時に世界戦ができることに感謝しています。試合を楽しみつつ何が何でも勝ちます」と意気込んだ。
試合当日は熊本地震の本震から7年の節目。優大は「県民にとって4月16日は特別な日。明るいニュースを東京から熊本に届けたいです」と話し、木村副知事は「復興の象徴となってぜひ県民に勇気と力を与えてほしい」と二人にエールを送った。
2023年4月16日(日)「3150FIGHT vol.5 ~東京に殴りにいこうか!~」
@国立代々木競技場 第二体育館 イベント開始予定:14:45
◎IBF世界ミニマム級暫定王座決定戦 12回戦
IBF世界ミニマム級3位 フィリピン | レネ・マーク・クアルト
vs
IBF世界ミニマム級4位 ワタナベ所属 | 重岡銀次朗
◎WBC世界ミニマム級タイトルマッチ 12回戦
WBC世界ミニマム王者 タイ | パンヤ・プラダブスリ
vs
WBC世界ミニマム級3位 ワタナベ所属 | 重岡優大